32歳になる人の日記

株。駐在員苦労話。外資企業への転職、ままならない子供時代の思い出

2020/02 運用レポート

2019年6月より投資スタート

運用開始資金:368,151円

2019年末実現損益:+52,186円(+14.4%)

 

2020年2月9日現在資産:

楽天銀行残高: 209,149円

楽天証券: 204,888円

資産合計: 414,037円

 

現在保有株式:

ケマーズ 100株:平均取得金額 USD 13.92 (@ 108.89)

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Chemours 株式

 

・チャートからChemours の株価が底打ちしたように見えたので2月頭に購入

 この銘柄は米国株式の一般的な推移とは違い2019年は圧倒的低迷銘柄となっておりました。

 2019年Q1のIRレポートが非常に悪いのにも関わらず未来への発言は明るく投資家を不安に陥れました。

 肥大化した組織が採算性を圧迫しているというわけではなく、

 そもそも値上げによるシェア喪失が原因であるにもかかわらず57人のスタッフの解雇(https://www.wowktv.com/news/local/chemours-plant-in-belle-to-lay-off-57-employees/)

 からManagement層の苦肉の策感がにじみ出ていて投資家をさらなる不安に陥れると考えられる。

 しかしながら短期的にはこのような策が株価を回復させるだろうし現にUSD 11近辺だった頃から57人解雇のニュースのあたりで一時期 USD 20近辺に回復(すぐに元に戻るもUSD 11近辺が底だった)したことからも、

 短期・中期的には株価はUSD 20近辺まで登ると考えられる。

 増配などが無いながらも年間6.6%ほどの利回りの株を中期保有するのはメリットがあると思われるのでこの銘柄を3年間ほどを目標に保有していきたい。

 

・昨年は三菱ケミカルの株価の低迷期に合計500株購入し15%弱上がったタイミングでリリース。

 三菱ケミカルは世界ランキングにも入る日本最大の化学メーカーであるが巨大であるがゆえに企業分析が難しい。

 

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三菱ケミカルQ3 決算短信より

利益の40%ほどを担っている「ケミカルズ」分野に絞ってみていくと、MMAが一番の柱で市況の悪化と需要の低下による売り上げと営業収益減が影響を及ぼしているとのこと。

MMAはナフサからプロピレンを経てMMAとなりメタクリル樹脂から「自動車用テールランプカバー」「アクリル樹脂板」「アクリル樹脂フィルム」「水族館パネル」あたりが用途となる。

透明性が高く眼鏡レンズやコンタクトレンズなどの分野でも使用されているポリマーができる。

今後もガラスなどからの置き換えが可能な樹脂として用途が広がっていく。

用途から自動車販売台数が低迷するとMMAの需要が低下することが見込まれており、また、ナフサの価格は原油価格に由来するが原油価格が上昇すると一旦仕入れが上昇し利益が少なくなるため原油価格も見ていく必要がある。

 

・高配当で株価が低迷している銘柄を購入するようにします。

高配当銘柄の流動性のある銘柄でポートフォリオを更新していきたい。

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高配当銘柄10社(みんかぶ 2/9 より)

試算も少ないので1000円を超える単価のものはなかなか購入が難しいが、以下の通り考えている。

1、日産自動車の配当は直近では大幅に下げて1%台となっている。

  謎の株主優待も行っているがやはりゴーン氏でないと株価は上がらないかもしれない。

2、松井証券は買いのタイミングかもしれない。単価も安いし配当もよい。

3、ベリテはどうやら2019年3月期の配当はよかったが現在は通期で19円の配当となっている。・・・みんかぶ情報古いな。。

 

・・・どうもあまり全体的に配当は安定しないなあ。

 

前職の流れからUMCのことはよく知っているけれど、この会社は本当にブラックで安い賃金で従業員を長時間働かせて、安い値段で高品質なEMSを行う会社。自動車関係の顧客を取り荒らして地域の市場価格を爆下げさせる(しかもブラックな労働で)超株主には優良な会社である。

唯一の難点はおそらく定着率が悪いので中長期的には継続しないという事なんだよね。賃金上昇基調の現代でどうやって行くのか興味深いなあ。